広島市立大学開学30周年記念事業「いちだい地域共創シンポジウムinホームカミングデー2024」を開催しました
広島市立大学大学祭と同日の10月26日土曜日に、開学30周年記念行事として「いちだい地域共創シンポジウム in ホームカミングデー2024」が開催されました。
第1部では、田中輝美(たなかてるみ)?島根県立大学地域政策学部准教授による「地域と大学のこれからをともに考え、創る」をテーマとした基調講演が行われました。
第2部では、地域と関わりのある本学関係者と第1部講師の田中輝美氏によるパネルディスカッションが大学祭ステージにて行われました。
第3部では、卒業生や在学生、教職員が集い、卒業生によるトークセッションと、同窓会形式のアットホームな立食会が開催されました。
多くの地域住民、卒業生、教職員らが集う中での開催になりました。ご来場いただきましてありがとうございました。
13:40~14:40 講堂大ホール
「地域と大学のこれからをともに考え、創る」
講演者:田中 輝美(たなか てるみ) 氏
島根県浜田市出身?在住。山陰中央新報記者を経て、ローカルジャーナリストとして独立。
仲間と年刊誌『みんなでつくる中国山地』を創刊したほか、地元の築87年の木造建築を改修し、宿泊とイベント可能な「美又共存同栄ハウス」として運営中。2021年島根県立大学に着任。
著書に『関係人口の社会学』『関係人口をつくる』など。博士(人間科学)
講演内容
地方が抱える課題をマイナスとして捉えるだけではなく「魅力」として考え、課題解決先進地となるために、学生や大学が地域とどう協力していくかを活動例とともにお話いただきました。地域と大学は運命共同体であることや、人口は増えないという前提で幸せな地域社会をどのように作っていけば良いのかを考えさせられる講演でした。
15:10~16:30 大学祭ステージ
第2部は大学祭ステージにて、地域と関わりのある本学関係者と、第1部で講師を務めた田中輝美氏がそれぞれの立場から大学と地域の現在と将来の展望を語りました。田中輝美氏、本学卒業生で横川エリア周辺で活動する染織作家の片島蘭氏、いちだい地域共創プロジェクトで地域のICT化の活動にかかわっている情報科学研究科の岩根典之准教授、本学の地域連携コーディネーター勢良寛氏の4名がパネラーとなり、平尾順平特任准教授が司会を務め進行しました。地域と大学が関わることのおもしろさや課題、そして今後の可能性をテーマにした議論は、中高生や行政関係者、地域の方など幅広く集まった参加者の胸を打ちました。
田中輝美氏と片島蘭氏
岩根典之准教授と勢良寛地域連携コーディネーター
岩根典之准教授
芝生ステージ
4名のパネラーと平尾コーディネーター
パネラー
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コーディネーター
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田中 輝美 氏
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片島 蘭 氏
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岩根 典之 氏
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勢良 寛 氏
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平尾 順平 氏
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第1部基調講演講師、島根県立大学准教授 |
染織作家、対話型鑑賞 ファシリテーター、横川を拠点にアートプロジェクトとまちづくりに関わる。本学芸術学研究科修了 |
本学情報科学研究科 准教授、いちだい地域共創プロジェクトで比治山学区集会所の ICT化に貢献 |
本学地域連携コーディネーター、元広島市職員( 南区地域起こし推進課長、船越公民館長など) |
本学教育基盤センター? 地域共創センター特任准教授、本学国際学研究科修了 |
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17:00~19:00 食堂? ※在学生?卒業生限定
前半/卒業生によるトークセッション
後半/同窓会形式のアットホームな立食会
本学卒業生の若林 麻衣子氏(福岡放送アナウンサー)の司会のもと、卒業生、在学生、教職員の延べ70名の方々にご参加いただき、会場は、終始笑顔の絶えない和やかな雰囲気に包まれました。
トークセッションでは、登壇された卒業生3名から、いちだいの思い出や、現在の仕事に活きていることなどをお話しいただきました。
懇親会では、卒業年度ごとにテーブルを囲み、思い出話に花を咲かせ、最後は全員で学歌を斉唱し、幕を下ろしました。
参加者からは、「学び多き時間となった」「同年代の卒業生や、在学生と懇親を深められた」「懐かしい先生方に会えて良かった」等の感想がありました。
左から、司会の若林麻衣子氏、田中七海氏
左から、荒瀬郁実氏、本間美穂子氏、平尾順平氏
トークセッションの様子
懇親会の様子
集合写真
キャンパスギャラリー
キャンパスでの学びや交流、友人とのひととき、自由な時間の過ごし方など、大学生活の様子を写真でご紹介します。
広島市立大学
〒731-3194 広島市安佐南区大塚東三丁目4番1号
第1部?第2部 |
第3部 |
地域共創センター 電話(082)830-1542 E-mail:chi-ren&m.hiroshima-cu.ac.jp |
事務局学生支援室学生支援グループ 電話(082)830-1522 E-mail:gakusei&m.hiroshima-cu.ac.jp |
(※E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。)