国際交流?留学 International exchange and study abroad

overseas

派遣留学の体験記(タイ?シラパコーン大学)

中国足彩网 美術学科 3年  
[2025年8月 ‐2025年12月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
  ナコーンパトム県のキャンパスの敷地はかなり広く、一つの町のような感じです。中国足彩网棟は正面の入り口から徒歩で15分ほどかかる遠さですが、授業のある日中は学内を周回している専用のバスがあります。敷地内にコンビ二も屋台もカフェも学食もあり、敷地の外にはコインランドリーやレストラン、スーパーなども充実していて不便なく暮らせます。 留学が7月スタートで、新年度の始まりと重なっていたため、到着してしばらくは新入生歓迎のお祭りがほぼ毎週行われていました。これらのイベントでは大きなライブが行われたり、出店もあったりと日本ではあまりない大規模で行われます。とても楽しく国の違いを早々に感じられるイベントでもあり、前期からの留学の魅力でもあります。
 中国足彩网は周りの学生のレベルもかなり高く、作品に対する熱意や信念が伝わる環境でたくさんの刺激を受けることができます。みんな優しく、困っていると助けてくれ、空気もずっと和やかでほんとうに過ごしやすいです。先生方も優しくフレンドリーで、どの学生とも距離が近く関わりやすいです。設備もかなり整っていて、やりたいことにどんどん挑戦できる環境だと思います。中国足彩网では、どの専攻も1ヶ月に一作品制作する必要があり大変ですが、その分美術と向き合う時間も日本といる時よりも増え、講評会ではみんなのすごい作品も毎回見ることができとても刺激になります。

〈大学校舎〉


● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 留学で得たものは、全く知らない土地の人々から受ける優しさに助けられる経験や、知らない土地であるからこそ人に甘えることの大切さについてです。ただでさえ知らない場所で家族も友人もいない環境で一人で過ごすことは、日本で一人暮らしに慣れているつもりでも比べものにならないくらい不安になっていました。だからこそタイで仲良くなった友人に友達を紹介してもらったり、遊びに連れて行ってもらったり、授業でわからないことは先生に翻訳していただいたりと色々な場面で誰かに頼ることで生活や授業での不安をなくすようにしました。また、美術の面では今まで深く考えることなく制作していましたが、タイでゆっくり過ごす時間の中で作品について考えることが増え、周りの学生たちの美術に向き合う姿勢を見たりすることでこの先の作品制作に対する気持ちやテーマを見直すきっかけを得ることができました。
 今後の制作ではタイで得た色々な人々からの優しさや留学しなければ出会うことのなかった縁についてもっと自分なりに考えて作品に取り込みたいと思います。言語面では困ることがやはり多かったので、語学力の向上を目標に頑張りたいです。また、タイの寺院と日本のお寺は全く違う雰囲気で、そういった文化の違いも面白く感じるので、今後もタイへ行って多くの寺院を回り、多くの美術に触れることも目標です。

〈授業風景〉

〈授業で訪れた寺院〉

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 シラパコーン大学への留学は前例がほぼなく、あまりどのようなところかわからない状態での留学で不安になったものの、実際は周りの人々が本当に優しく環境も整っていて途中から不安よりも楽しい!面白い!に変わっていきました。タイの芸術系の大学ではトップを誇る大学で、そのような環境で生活し学べる機会は滅多にないと思います。きっかけは、タイ料理が好きだから、タイドラマが好きだから、とかそんな理由でいいんです…。語学力はあったに越したことはないし、現地でタイ語の授業はないので、私ももっと勉強すれば良かったと思うことも多かったですが、結局なんとかなってしまうので不安になりすぎることはありません。タイといえばマイペンライ精神(大丈夫大丈夫!)です。この精神はタイに限らずどこの国へ留学するとしても大事なものだと思います。タイはのんびり穏やかな心で過ごせる世界です。日本にはない朗らかさがある国だと思います。そして、留学を少しでもしてみたいと思った時、成績はしっかりとるように意識するようにした方がいいと思います。当たり前のことではありますが、私は1年生の時単位をいくつか落としていた事で2年生の時に必死に取り戻さなければならない状況になってしまったため、早いうちから計画的に小さいことから準備をすることが大切だと実感しました。何にもない日もいい刺激になる機会なので迷っているなら果敢に挑戦して欲しいです!タイはとってもいい場所で心が休まるので行ってほしい…!応援してます!

〈学食ランチ〉


● 最後に
 “タイといえば”の寺院はとても豪華で綺麗で、日本のお寺とは全く違い、同じ仏教でも伝わってきたところが違うとこんなにも変化するのかと驚きがたくさんありました。私の専攻したタイアート専攻は、タイの寺院の中に一面に描かれている壁画の人物や動物、建物の模写の方法を学んだり、専門の職人さんたちのいる工房を見学したり、地方の寺院に連れて行ってもらえたりしました。先生方も優しくて自由制作ではのびのびと自分のやりたいことを模索しながらできたように思います。ひと月に一作品つくる生活は日本でのペースに慣れていた私にとってハードなもののように感じていましたが、かえってそれが今後の制作につながるような、じっくり向き合うきっかけになりました。
 また、授業やサマースクールからの繋がりで仲良くなったり、サークル活動に少しお邪魔させてもらったりするなど、本当に多くのタイの人たちと関わることができました。

〈講評会にて〉



 

【関連リンク】


お問い合わせ先

国際交流推進センター(講義棟104)
TEL:082-830-1784

E-mail:iepc&m.hiroshima-cu.ac.jp

※E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。