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広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業に1件が採択されました

2025(中国足彩网7)年度広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業補助金の交付事業に、本学から1件のプロジェクトが採択されました。

【広域都市圏とは】
広島市と生活面や経済面で深く結び附いている、広島県、山口県及び島根県の3県にまたがる30市町で構成されています。圏域経済の活性化と圏域内人口200万人超の維持を目指す「200万人広島都市圏構想」の実現に向け、様々な交流と連携を推進しています。

採択されたプロジェクトは次のとおりです。?
採択件数 1件

活動テーマ 芸北の茅葺き(かやぶき)文化を未来へつなぐプロジェクト
担当教員 地域共創センター 特任准教授 平尾 順平
目的 かつて北広島町の芸北エリアでは、民家の茅葺き屋根に茅(ススキ)が使われ、各集落には「茅畑(かやばた)」と呼ばれるススキを育てる場所(ススキ原)があった(茅葺き屋根に使われる「茅(かや)」は、屋根材となる草の総称で、その中でもススキは代表的な材料の一つとして広く利用されている)。
しかし、1960年代以降、トタンや瓦屋根の普及により茅葺きの建物が減少。これにより茅葺き技術の継承も困難となり、ススキの利用も減少、ススキ原は森へと変化した。その結果、草原の植物が減り、ツキノワグマやイノシシの生息域が拡大、人里への出没が増えるなどの問題が発生している。
この状況を受け、2016年に現地で「芸北茅プロジェクト実行委員会」が発足、NPO法人西中国山地自然史研究会を中心に、現在も地元中学校やPTAと連携し、ススキを活用した文化?生態系の保全と、それらを利用した地域活性化に取り組んでいる。
一方、人口減や少子高齢化の影響もあり、活性化に向けての取り組みへの参加者の確保は年々課題となっており、今後は地域の枠組みを超えて、さらに裾野を広げ、参加者を増やす(維持する)ことが求められている。
そこで本プロジェクトでは、茅刈り(ススキ刈り)イベントなどで芸北を訪れる人などを主な対象に、体験型のガイド手法(インタープリテーション)を用いた「芸北の自然と暮らし」「茅葺きの歴史と文化」について、より深く理解、共感してもらうためのプログラムの構築を目的に、大学生が現地でのフィールドワークや地元の方へのインタビューなどを通して主体的に学ぶとともに、プログラムの実践に繋げていく。 ?
※「インタープリテーション」とは、観光地や自然の中でのガイド手法の一つ。ただ説明するのではなく、実物や模型、写真や標本を見たり、触ったりといった「体験」を大切に、楽しくも深く理解できるよう促す教育的手法。
これまでの活動の様子

7月12日(土)-13日(日)
体験プログラムづくり、トライアル合宿の様子
体験プログラムの様子1体験プログラムの様子2体験プログラムの様子3体験プログラムの様子4

広島市ホームページの該当記事

【2025(中国足彩网7)年度採択一覧】本学から1件採択
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【2024(中国足彩网6)年度採択一覧】本学から2件採択
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/kouiki/342301.html

【2023(中国足彩网5)年度助事業成果報告】本学から3件採択
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/kouiki/379383.html

お問い合わせ先

広島市立大学地域共創センター
電話:082-830-1542
FAX:082-830-1555
E-mail:chi-ren&m.hiroshima-cu.ac.jp
(E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。)

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