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派遣留学の体験記 (ドイツ?ハノーバー専科大学) 


中国足彩网 美術学科 3年  釣谷 聡次郎さん

?ドイツ?ハノーバー専科大学
[2023年3月 ‐2023年8月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
 私が留学したハノーバーはドイツの中央より少し北にありました。ハノーバー専科大学は学部ごとに校舎が別れており、中国足彩网の校舎はとても綺麗でした。私の履修した授業はその校舎のすぐ近くにあるアトリエで行われ、陶芸用の釜など専門的な設備も充実していたので、あまり不自由を感じることはありませんでした。

〈大学校舎〉

〈学生寮周辺〉


● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 ドイツでの生活は初めての一人暮らしということもあり、書類の手続きや生活面、授業まで、わからないことばかりでしたが、その度に周りの人が助けてくれて、なんとか無事に過ごすことができました。英語もドイツ語も全くできなかった私にとって言葉の壁は何より大きく、片言の英語やジェスチャーでなんとかコミュニケーションをとっていました。言葉で伝えたいことが伝わる、そんな当たり前のことができただけで嬉しかったし、”なんとかなった”経験が自信につながり、行動力につながりました。
 現地での生活に慣れ、授業が落ち着いてくるころには旅行に出かけることも多くなりました。私が留学していたドイツには西洋美術の歴史を感じる絵画や彫刻が沢山あり、街の至る所で芸術作品を観ることができました。隣国の美術館をまわれば、普段写真で観るような有名な作品を観ることもできました。日本で彫刻を学んでいる身として、実際に作品の前に立ち、迫力を肌で感じることができて本当に嬉しかったです。
 今回の留学は短い間でしたが、私にとって大きな経験になりました。今後進路など、悩んだときは留学を思い出して”なんとかなる”と自信を持って挑戦していきたいです。
 
〈授業風景〉


● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 留学中には、どの授業に参加するのか、どんなイベントに行ってどんな生活を送るのか選択肢が沢山ありました。留学に行く目的は人それぞれだと思いますが、想像以上に自由度が高いので自分なりのプランを立てて行動できると思います。



〈展示会〉授業で制作した作品を展示し、軽い食事を用意し関係者や近所の方にも一般公開


● 最後に
 交通機関が充実して、特に学生は格安で利用できるのでヨーロッパ旅行が比較的簡単にできました。学校生活だけではなく旅行中でも言語の壁は感じることがありましたが、どの国でも受付の人や駅員さんに親切な方がいてとても助かりました。

〈ハノーバー?マリエンブルク城にて〉






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