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広島市立大学情報科学部公開講座「講演会」

2024年12月13日金曜日に情報科学部公開講座「講演会」を開催し、対面35名、オンライン44名あわせて79名の方にご参加いただきました。

まず初めに、医用情報科学専攻の松本圭一教授の講演では「医用画像で観る、診る、視る生体機能情報」をテーマに、アルツハイマー型認知症と他の認知症を鑑別して、新しい治療薬の適応を判断できるため注目されているPETについて、PET で得られる生体機能情報について紹介するとともに、医用画像の情報を生物学的指標であるバイオマーカー（定量的画像バイオマーカー）とする試みについて紹介しました。

続いて、知能工学専攻の鎌田真准教授の講演では「人工知能から深層学習への発展」をテーマに、近年、様々な産業での活用が期待されている人工知能 (AI)、特に深層学習 (Deep Learning)と呼ばれる技術についての紹介や、大量のビッグデータを学習し、人間のような知的な予測や判断を可能にする深層学習について、本研究で開発した深層学習モデルとして、医療画像の診断支援、コンクリートひび割れ検出、土砂災害における経路探索などの応用事例を紹介しました。