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[10月26日~11月10日 開催] 日本画制作の現場V -丸木位里?丸木俊展-

  『日本画制作の現場』は「創作」について考察するための実践的な試みとして、現代日本画家を取り上げた企画展を展開してきました。第Ⅴ期、計11回目の企画展となる今回は、広島にも縁が深い作家の丸木位里(1901-1995)と丸木俊(1912-2000)夫妻に焦点を当て、日本画作品を中心としてスケッチも多数展示、制作風景なども写真パネルで紹介いたします。
 本展では、日本画という枠にとどまらず、実験的な水墨表現や油絵、人体デッサンや水彩スケッチなど、二人の多岐にわたる表現を一堂に展観いたします。また、二人の共同作として、戦後の代表作とされる《原爆の図》初期三部作のうち《第二部 火》も展示いたします。古典的な日本絵画を学んだ後、新たな絵画表現を模索し、水墨による抽象的な表現に挑んだ位里。美術学校で油絵を学んだ後、戦後日本を代表する絵本作家としても活躍した俊。それぞれの絵画表現と、共同制作による作品を是非ご覧ください。

■会 期:2021年10月26日火曜日?11月10日水曜日
■時 間:10:00 ~ 17:00
■会 場:芸術資料館5階展示室  入場無料

■ 本展覧会の特別企画として動画コンテンツの配信を予定しております。
  詳しくは日本画専攻オリジナルサイトからご確認ください。
  日本画専攻 http://nihonga.art.hiroshima-cu.ac.jp/wp/

■作 者
丸木位里(1901-1995)広島県安佐郡飯室村(現広島市安佐北区)生まれ
丸木俊(1912-2000) 北海道雨竜郡秩父別村(現秩父別町)生まれ
 1945年の原爆投下の数日後に広島にかけつけ、その様子を目撃。やがて夫婦共同で「原爆の図」の制作に取り組み、30年以上の歳月をかけて15部の連作を完成。また、社会的主題の夫婦共同制作を多数発表。

■予定展示作品
丸木位里:
《松韻》(1965年、紙本墨画、152×183cm、原爆の図 丸木美術館所蔵)
《落日》(1940年、絹本彩色、52×59cm、丸木ひさ子氏所蔵)
《原爆の図デッサン》など11点

丸木俊:
《横たわる母子像(原爆の図)》(1954年、油彩、91×116.5cm、丸木ひさ子氏所蔵)
《自画像(飢え)》(1944年、油彩、45.5×37.9cm、丸木ひさ子氏所蔵)
《原爆の図 デッサン》など20点
丸木位里?丸木俊 共同制作:
《原爆の図 第二部 火》(1950年、屏風四曲一双、180×720cm、原爆の図 丸木美術館所蔵)
  ほか、画材、制作風景等の写真パネル など

*予告なく出品作品を変更する場合があります。ご了承ください。
■ お問い合わせ?主催:広島市立大学中国足彩网日本画研究室 
           TEL/FAX: 082-830-1622 E-mail:nihonga&m.hiroshima-cu.ac.jp
           (Eメールを送付されるときは、&を@に置き換えてください。)

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